坂戸で空き家買取 戸建て・マンションは空き家リスクが問題… 行政サポートも利用しながら相談・見積り査定を

坂戸市空き家バンクとは

坂戸市が運営する空き家物件のデータベースです。
戸建て・マンション・土地を問わず、売却・買取・賃貸物件として活用したい坂戸市内の空き家物件を登録すると、購入したい・借りたいと考えている人向けに情報が公開されます。
宅建協会・不動産協会に所属する不動産会社が間に入って交渉・契約をサポートしますので、マッチングがスムーズです。

空き家を手放したい方向けの補助金制度

坂戸市では空き家問題解決につながる補助金制度も用意されています。

特に戸建ての空き家を売りたい人向けにおすすめなのが、老朽化した空き家を解体する際の補助金「坂戸市老朽空き家等除却費補助金」です。空き家の解体にかかる費用の内、2分の1にあたる額（限度額：30万円）が補助されます。老朽化した空き家は建物部分を解体し土地のみにすると資産価値が高まることもあるので、1つの選択肢として検討してみてもよいでしょう。

坂戸市は行政からも空き家問題の解決サポートが提案されています。ただし、こうした行政の取り組みは年度ごとに実施の有無が不明確点に注意が必要です。手厚いサポートがあるうちに決断するのも選択肢の1つとして検討価値があります。

また、スピード感を重視するなら不動産会社への空き家買取依頼もおすすめです。選択肢は様々あるので、お客様にとって最もメリットの大きい選択をしてください。もし、周囲に頼れる人がいない、判断材料が少なすぎるということであれば、坂戸市の不動産事情・動向に詳しい不動産会社へ見積り査定や相談から気軽に始めてみてはいかがでしょうか？

防災リスク

老朽化をチェックできないため倒壊・崩壊などのリスクにつながります。例えば、戸建て物件の場合、外壁や屋根材の経年劣化で落下してきたり建物の基礎部分を支えている木材の傷んでしまったりすることが考えられます。

治安の悪化

人の出入りがないことで不審者のたまり場になるなど、不法占拠された事例も問題となっています。例えば、所有者に許可を得ず勝手に住んでしまう事例です。過去には所有者が遠方にお住まいの空き家が犯罪者集団の情報交換場所として使われていた事例や放火による不審火の火元となってしまった事例も報告されています。
特に築年数が古くセキュリティが不十分なマンションの場合、ベランダや非常階段を伝って侵入することも考えられます。

衛生面の悪化リスク

管理の目が行き届かなくなることで処分に困ったごみの不法投棄場所にされてしまう空き家も少なくありません。また、庭に草木がある戸建てが空き家となった場合、人が寄り付かなくなったことで害虫・害獣の住みかになることもあります。
糞尿被害や感染症リスクといったトラブルの原因となってしまう可能性も見過ごせません。

景観の悪化

手入れされていないことで建物・庭が荒れてしまうこともリスクの１つです。いかにも人が住んでいない廃墟といった外観になってしまうと、治安や衛生面の悪影響にもつながっていくことがあります。

近隣トラブル

例えば、庭付き戸建てで木の枝が張り出してしまうことで境界線トラブルになったり、放置されることで防災・防犯面でのリスクが高まったりするすることでご近所トラブルに発展することもあるようです。所有者が遠方にお住まいの場合、解決に時間がかかってしまうことも珍しくありません。

放置された空き家から派生するトラブルはそれぞれ問題ですが、1つの問題からその他のリスクも連鎖してしまうことが最も警戒すべき問題点です。空き家が引き起こす問題が原因で近隣が安全に暮らせないとなると、最悪の場合、周辺地域の資産価値にもよくない影響が考えられます。
特に遠方にある空き家を所有しているという方は空き家買取・売却を検討してみてはいかがでしょうか？