No.3 立地の重要性について
2023/03/20
この「立地」の項目は、特に大事なものだという認識がありますので、一記事を使ってしっかりと着目すべき点というものを考えてみたいと思います。
No.2の記事の1にあった「立地」について深掘りしていきたいと思います。
壱.間口(接道距離の広さ) これに付随して前面道路の広さと交通量
とありましたが、言い換えれば「敷地の接道長さ」で、これがどのように大事なのかを説明します。
これには接道というものを一緒に考えなければならないのですが、イメージしてください。
台形型の土地において上底部分が道の場合か、下底部分が道の場合かで価値が変わるのですがなぜかわかりますか?
ここで私事を挟ませてもらいますが、私は車の運転があまり好きではありません。
これに付随して車庫に駐車するというのが苦手です。
この際に先ほどの接道が上底部分と下底部分かで駐車のしやすさが変わってくると思います。
あとは前の記事にもありましたが、売却時を基準に考えても間口が広いほうが有利になると思います。
間口が広いと土地を2つに割って売るという選択肢もあるわけです。
これは割れるものと割れないものだったら当然割れる選択肢のもののほうが売りやすいというのはわかっていただけると思います。
坂戸のこの辺でも値段が手ごろになるので、最近は割って売ってる土地が多いです。
そしてこの場で前面道路の広さと交通量というのも関係することだと思うので書かせていただきます。
一般的には前面道路は狭いよりも広いほうがいいという認識で大丈夫なのですが、ただ広ければ広いほどいいというものではありません。
この会社をグーグルマップで見てもらえればわかるのですが、おそらく前面道路の幅が10mくらいだと思います。
このレベルだと商業用のもので、生活するための道路だと思えないのです。
例えば「マイホームにいながら交通事故死」なんて考えたことがありますか?。
今から5年くらい前の話になるのですが、夜中の3,4時辺りに居眠り運転だったのか、この会社の横のコンテナに車が突っ込んだことがありました。
これは道幅が大きいことによる交通量があって、その中の1台が居眠りだったと考えることができると思います。
実はこの事故が起きる半年前に、この会社にトラックが突っ込んでくるという夢を見ていまして、これを当時まだ生きていた父親に話したら、
「この会社ができて35年間経つが、そんなこと1度もなかったぞ」と一蹴されました。
が、事故が起きました。そして事故時に私はコンテナの裏側の会社内にいました。
私の場合は好きで夜中に会社にいたので、仮に死んでも仕方がないのですが、グーグルマップをみてもらってわかる通りこの並びに家もあります。
※上記は事故後、レッカーされていく前の車の状態です
家というのは本来「安心・安全」だということを考えればこそ前面道路の広さと交通量というものも考えなければいけないと思うのです。
間口関連が重要すぎてこれだけで一記事になってしまいましたが、家族の命を危険にさらすことにならないためにもこの項目は重要視してもらいたく長文になってしまいました。
次回は立地の残りの理由から説明をしていきたいと思います。ありがとうございました。
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